腱鞘炎にかかったときの対処法

腱鞘炎の原因

 

腱鞘炎を発症する原因としては、手や指を使い過ぎてしまうことであるというのが一般的です。ですから、仕事でパソコンを一日中触っているような人の場合は、タイピングによる指の使いすぎによって腱鞘炎になりやすいといえます。

 

こうして考えてみると腱鞘炎はある意味では職業病でもあるわけなのです。また、赤ちゃんを育てている母親なども、赤ちゃんを抱っこすることによって腱鞘炎を発症することがあります。頻繁に赤ちゃんを抱っこすることで、手に負担がかかってしまっているわけなのです。そして、腱鞘炎を発症した後も抱っこを続けていると、さらにその症状は悪くなっていくのです。

 

腱鞘炎というものは、基本的には手や指、腕を長い時間、反復継続して酷使することによって引き起こされます。タイピストやピアノの演奏者、ライターなど、手や指を酷使する職業に就いている人たちに腱鞘炎が多いのも、そういった理由からです。

 

また、女性の場合は、女性ホルモンのバランスが変化する時に腱鞘炎になりやすいことが分かっています。

 

腱鞘炎は手の腱の症状であるために、運動はそれほど関係ないように考えられがちなのですが、実は運動不足も腱鞘炎を発症する原因のひとつとして大きなものなのです。

 

ですから、日常的に手を適度に動かすことが重要であり、筋力を付け、腱を使うことによって、腱鞘炎の予防が出来るようになるわけです。