腱鞘炎にかかったときの対処法

腱鞘炎の予防

 

実は、腱鞘炎というものは一回発症してしまうと治療することが困難であり、なかなか完治するまでには至らないというケースが多いのです。ですから、腱鞘炎にならないように、その予防を怠らないようにすることが大切なのです。

 

先ずは、腱鞘炎の原因となるような行動を行なう場合には、必ず小休止を入れるということです。

 

例えば、長い時間パソコンでタイピングを行なう場合や、長い時間ピアノを弾く場合、そして赤ちゃんをダッコし続ける場合などです。このような行動を行なう場合には、必ず途中で休むことを心掛けましょう。

 

最初から同じ行動を行なうと分かっている場合には、事前に何分経過したらそこで休憩を入れる、ということを決めておくのも大事なことです。

 

パソコンでタイピングなどをする前には、指や手首、腕などを使用したストレッチを行なうと効果的です。そうやって、指や手首をよく曲げたり伸ばしたりしておくことで、腱にかかる負担も軽減されていきます。そうすれば、腱鞘炎にかかりにくくなりますし、もしも腱鞘炎になったとしても、ごく軽い症状でが済むことになります。

 

ストレッチは、作業の途中に行なうのも効果がありますし、作業が終わった後にも軽いストレッチをしておくとなお良いでしょう。

 

作業の途中で指や手首に痛みやだるさなどを感じた場合は、その作業をすぐに中止することです。我慢して作業を続けてしまうと、腱鞘炎の症状はさらに悪くなっていきます。